お知らせ

2017年09月19日 果樹生育

いちじくの収穫が始まりました!

園内に吹き渡る風も秋の気配を感じるようになりましたが、秋の味覚、いちじくの収穫も始まりました。

日本の生食用いちじくは、輸送性があり収量が上がる『桝井ドーフィン』が主で、当園で販売開始した『バナーネ』は、完熟すると果皮に亀裂が入り傷みやすいためほとんど出回っていません。

まだ収穫が始まったばかりで、土日祝限定の1日に数パックの試行販売ですが、写真の結実状況ようにたくさんなっていますので、徐々に販売量は増える見込みです。

ちなみに、仙台でいちじくを食べるときには甘露煮にするのが一般的ですが、その時に用いる品種は『ブルンスウィック』です。

(在来種と呼ばれていましたが、宮城県農業・園芸総合研究所でDNA鑑定の結果、品種名が明らかになりました)

当園で栽培している『バナーネ』、『コハク』などの品種は、生で食べると大変甘く濃厚な食味です。

さらに、冷凍して食べるとまた格別な美味しさがあります。

いちじくにもいろいろな品種があって、食べ比べる楽しさがありますので、

是非秋の味覚を堪能していただければと思います。

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