当施設について
農業園芸センターは平成元年4月に開設され、仙台市の都市型農業確立の拠点施設として、農業・園芸の試験、研究及び指導による農業振興の場、また市民の農業・園芸へのふれあいの場として親しまれてきました。
当園の前身は、明治33年(1900年) 伊達家15代当主・邦宗が開園した「養種園」にさかのぼります。農業の研究施設として 「仙台白菜」を誕生させ、また戦時中は食料増産を目的とする農業技術の研究指導を担う場となりました。そして昭和41年には「仙台市養種園」として目的が市民園芸普及の場として移り、以降現在の地でその役割を引継ぎ、再び農業支援事業に重きを置くことになりました。
そして平成23年3月11日に発生した東日本大震災を機に、施設の復興、再整備にあたっては、仙台市が掲げる「農と食のフロンティアゾーン」の支援拠点となる施設として、周辺地域の農業再生に向け、新たに複合経営や6次産業化に向けた加工研修機能、施設園芸の見学・展示機能など、人材育成や情報発信による収益性の高い農業推進の支援機能となる施設として生まれ変わりました。
さらに最近ではTPPなどの農業の環境もめまぐるしく変化し、時代は新たな農業への挑戦も求められています。私たちはこの地で「観光農園」の運営を通じ直接消費者と交流を図りながら、「震災復興」「地域連携」「農業振興」に努めるとともに、収益性の高い果樹栽培の技術研修や養液栽培技術を取り入れたトマト栽培などを行い、新たに農業に挑戦する方々の応援を継続して参ります。
仙台ターミナルビル株式会社
アクセス・お問い合わせ
せんだい農業園芸センター
みどりの杜 観光果樹園
TEL 022-762-9688
仙台市若林区荒井字切新田13-1
営業時間/8:30~17:00