活動レポート
農業サポーター養成講座:令和5年度「せんだい農楽校」第16回講座開校しました
10月25日(水)令和5年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第16回講座を開校しました。
今回はキャベツの収穫と出荷調製作業です。今季の夏の高温や強風の影響により、生育が抑制され収穫時期が遅れました。結球はしましたが、重量が少ないSサイズ規格の800g程度でした。収穫は硬い根を切るのが大変で怪我のないよう注意しながら行いました。出荷調製は不要な外葉2枚を除去して根部の切り戻しを行いました。“切り口が命”と指導しましたが、包丁の切れが良くなかったためか、見栄え良くできる受講生は少なかったようでした。
以前、強風で葉に大きなダメージを受けた露地のカブがすっかり回復して、植物の生命力には驚かされました。肌荒れは残り出荷規格外となりましたが試食用として持ち帰りました。
今回が最終講座となりましたので、ほ場の片付けを行い受講生16名全員が11月2日修了式を迎える予定となりました。
農業サポーター養成講座:令和5年度「せんだい農楽校」第15回講座開校しました
10月18日(水)令和5年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第15回講座を開校しました。
今回はハクサイの収穫と出荷調製作業です。10月6日の強風により株が傾き、根の一部が切れてしまいました。そのため球が変形したり、傷口から細菌が侵入して軟腐病が多発したりしました。品質のよさそうな株の頭部を軽く押さえ、結球具合を確認して収穫しました。
調製作業は葉に青味が残る程度に外葉を残し、他は除去しました。多く除去し過ぎて真っ白になったり、根の切り口を切り戻しますが、外葉の尻部に張りがあるため、誤って外葉ごと切ってしまったり、商品価値を下げてしまうことになり難しさを実感していました。同じ農産物でも調製の仕方で商品価値が大きく変わってしまうことを理解する良い機会となりました。
農業サポーター養成講座:令和5年度「せんだい農楽校」第14回講座開校しました
10月11日(水)令和5年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第14回講座を開校しました。
今回はパイプハウス栽培のホウレンソウと露地野菜カブの収穫・出荷調製作業です。
ホウレンソウの収穫は、前回コマツナで体験していますので手際よく作業することが出来ました。出荷調製作業は、夏の栽培なので葉が薄く、重量が少ない株に育っています、形を整え、見栄え良く一袋220g詰める作業に手間取っている受講生もいました。こちらからは「皆さんが消費者の立場で購入したい商品に包装をすること」と指導しましたので、かなりハードルは上がったようでした。終了後、班の代表者ごとに調製した袋を持ち寄り、出来具合の総評を行いました。実際、見比べることで参考になったようでした。
かぶの収穫は、揃いが重要になりますので5~7センチ位のものを収穫するように努めました。葉や茎を折らないよう慎重に行い、水洗いを行いました。茎の基に土などの汚れが溜まるので一株ずつ丁寧に行いましたが、強風の影響で傷んだ葉が多く難しい作業になりました。出荷調製作業は、大きさの揃った5株を選び結束機を使用して行いました。遊びがないようテープを張る加減が難しく、張りすぎて茎を傷めてしまう受講生もいました。経験を積むことで上達が望めますので、今後の頑張りに期待します。
農業サポーター養成講座:令和5年度「せんだい農楽校」第13回講座開校しました
10月4日(水)令和5年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第13回講座を開校しました。
今回はパイプハウス栽培コマツナの収穫と出荷調製作業です。収穫作業は以前にも実習をしているので、のこぎり鎌で根を少し残して収穫、茎を折らないよう、コンテナに向きを揃えて入れるなど受講生は手際よく収穫できていたようです。調製作業は、下葉や傷んだ葉などを取り除き、作業中に茎を折らないよう注意することなどの説明を行いました。受講生は、下葉等の取り除きや根の切り方は手慣れたようで順調に作業を行いました。袋詰め作業は規定の量目より少なくならないこと、根をきれいに揃え、袋に平らに入れることが重要で花束のように丸くならないようにする等確認しながらの作業でした。「袋の下まで根がつかない」「量目をなかなか揃えられない」など苦労していた受講生も見られましたが、販売用の製品に調製する、お客様に購入して頂けるようきれいに仕上げる等を心掛けながらの作業風景でした。
農業サポーター養成講座:令和5年度「せんだい農楽校」第12回講座開校しました
9月22日(金)令和5年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第12回講座を開校しました。
今回は前回生育不良で実施できなかった、ハクサイの追肥、キャベツの追肥・中耕培土を行いました。ハクサイは結球初期になったことや葉色が比較的濃かったので株間に少量の追肥を行いました。少量のため散布が難しいことや生長点に入らないよう注意しながらの作業でした。キャベツは株立ちがあまり良くないことから、通常の施肥量を施用して中耕、株元に培土(土寄せ)を行いました。慣れない鍬の使い方に悪戦苦闘しながらの作業になり、仕上がりはあまり良くありませんでした。
露地のカブは、発芽不良や大雨の影響から生育は不揃いになりました。雑草を抜いた後、最終株間12㎝の1本立ちに間引き作業を行いました。
パイプハウス内のコマツナは順調に生育しており、次回の収穫が待たれます。ホウレンソウは暑さのため、徒長傾向と潅水を控えたことから中央部の畝が生育不良でしたが、最終株間6㎝の一本立ちに間引き作業を行いました。
非常に残暑が続いた気候も落ち着き始めたので、長らく被覆していた遮光資材を除去して終了しました。
農業サポーター養成講座:令和5年度「せんだい農楽校」第11回講座開校しました
9月15日(金)令和5年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第11回講座を開校しました。
今回は異常気象による生育停滞で、予定していたハクサイ・キャベツの追肥・中耕・土寄せ作業を中止しました。気温の低下とともにこれまで発生が少なかった害虫や病害、高温による生理障害の発生が多くなり、実際の野菜を見ながら同じように見える症状でも原因が異なり、対策も変わるなど学びました。
パイプハウス内コマツナ・ホウレンソウは、遮光資材の効果もあり順調に発芽しました。コマツナは生育が早いことから、最終株間の4㎝、生育が遅れ気味のホウレンソウは混み合っている場所の間引き作業を行いました。生育を揃え一斉収穫ができるように行うべきところ、せっかく生長した株を間引くのは「もったいない」気持ちが出て間隔が狭くなる傾向がみられるので、その点を注意しての作業でした。
最後に露地ホウレンソウの種まきを播種機ごんべえ(6条播き)で行いました。何度か行っている作業になるので順調に行えました。
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