活動レポート

2022年12月08日 お知らせ, 地産地消イベント

仙台の農業を知るツアー参加者アンケートの紹介

 仙台市内産の食材を地元で消費する「地産地消」の運動を市内全域に広げていくため、市内の小学生とその保護者を対象に、生産現場等見学会のイベントを下記のとおり開催しました。

 参加者にアンケートの協力をいただき、感想や参考になったところ、今後取り組んでほしい企画などの声を簡単に取りまとめました。

 今後の地産地消イベント事業の参考にさせていただきます。ツアー参加とアンケート回答にご協力ありがとうございました。

 

 

○開催日程・見学コース

11月19日(土)「東部地域」

・レタスジャパンの畑(宮城野区蒲生):ネギの畑と仲間達との農業について

・仙台場外市場 杜の市場(自由昼食)

・JRフルーツパーク仙台あらはま(若林区荒浜):リンゴの畑と震災復興・地域連携について

11月26日(土)「西部地域」

・くまっこ農園(太白区秋保):ダイコンの畑とこだわりの栽培方法について

・秋保ヴィレッジ(自由昼食)

・はゆな花壇(太白区茂庭):ジオラマ式庭園と花き栽培の思いについて

○参加した小学生の学年

 1年生 3名、 2年生 1名、 3年生 5名

 4年生 2名、 5年生 1名、 6年生 3名  延べ15名(※保護者13名)

○参考になったところ

「東部地域」

・ネギの収穫までに手間がかかっていることや店に並ぶまでの行程など知れて大変勉強になった。

・震災後のあらはま地区が活用されていることを知る良い機会になった。

・若い人たちが地元を盛り上げようとして農を担っていることを知り、その挑戦する姿に大いに励まされ勇気をもらいました。娘がとても関心を寄せており、大人が思うより子どもはこういう体験活動に興味を持つんだなあという気付きを得ました。

・フルーツパークでの、宮城県の果物自給率がかなり低く少しでも県産果物を広めていこうとする取組、そして被災地の支援となっている事について知識を高めることができました。

・農業といっても収穫だけでなく、お店(レストラン等)の経営までつながってお仕事されているんだと若い人たちなのに改めて感心しました。

「西部地域」

・会社経験してから就農するパターンはいいと思った。就農するのは支援も厚いとわかった。

・旬、地産地消を改めて大事にしたいなと思った。

・種のほとんどが輸入であることに、びっくりした。

・農家出身でない方が、秋保で農業をしていることを知ることができた。

・3年後を目標に家庭菜園を始めたくて、勉強になればと思い参加しました。2つの農家さんとも無農薬(有機栽培)に取り組んでおられ、直接お話を伺うことで「私にもできるかも」と勇気がでました。

・これから子どもたちが将来の夢に「農家」と堂々と言える時代になってほしい。今はどうしても「農家は大変だよ、やめときな」と言ってしまう。

○感想や気づいたこと、今後取り組んでほしい企画など

・今回のツアーに参加したいと思ったきっかけは娘に普段の生活では知る事のできない農業について学んでもらいたい、知ってもらいたいというところでした。実際に目で見て私も娘も多くの発見があり、楽しかったです。

・何気なくスーパーで買っている野菜果物が、どうやって店頭に並ぶか、子どもたちに教えてあげるきっかけになった。ネギが苦手な子供にも、工夫して出してあげたいと思う。

・野菜を中心とした食事を採ることが、毎日できる効果的な気候変動対策と言われております。少しでも多くの方が楽しく健康に野菜生活が送れるように仙台市の取組みを応援したいと思います。参加して本当によかったです

・大人のみならず、子供達にも体験を通じて農業の大変さ楽しさ、仙台市の取組みが身近に感じられた講座でした。また企画して頂きたいです。

・息子は、おかげさまで農業に関心が高まっているのでいろいろ体験させたいです。

・酪農を知るツアーがあればぜひ参加したいです。

・今回はお話を聞くことがメインだったので、収穫してみるなどの体験もセットでできるといいなと思いました。

・子どもが楽しめる内容があると、より良いと思います。有料にして収穫や寄せ植えをつくるなど。

・野菜や果物の収穫体験をしてみたいです。

・畜産農家や花き市場の見学なども興味があります。

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