活動レポート

2024年09月07日 お知らせ, 農業サポーター事業

農業サポーター養成講座:令和6年度「せんだい農楽校」第10回講座開校しました

 8月30日(金)農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第10回講座を開校しました。

 今回は、パイプハウス内でのコマツナ・ホウレンソウの播種作業です。第3回講座で一度実習していますので、思い出しながらの作業です。受講生たちは、紐を張って畝を作り、レーキで平らにならしました。何度か練習している鍬の使い方ですが身についていない受講生が多く、四苦八苦していました。何とか出来た畝に播種機「ごんべえ」を使い条播きしました。土壌水分が良好だったので。3日程度で発芽すると思われます。本来でであれば、気温が下がり始め栽培適温に近づく時期ですが、今期は高気温が続き、遮光資材はかけたままの栽培になります。

 次回の講座は、コマツナ・ホウレンソウの間引き、ハクサイ・キャベツの追肥・中耕・土寄せ作業を予定しています。

 

2024年08月29日 お知らせ, 農業サポーター事業

農業サポーター養成講座:令和6年度「せんだい農楽校」第9回講座開校しました

 8月23日(金)農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第9回講座を開校しました。

午前は、7月26日にプラグトレイに種まきした、ハクサイとキャベツの定植作業を行いました。今季の気候は、高温の日が多く、育苗には気を使いましたが、何とか良い苗を育成することができました。苗は適度に根が回っているため、抜き取り作業は容易にできました。均一に畝を立て、紐を使い植穴の目印を付けた所に根鉢を崩さないよう、丁寧に行いました。リズミカルに行うよう指導しましたが、不慣れなためか植える深さが均一でない、無駄な動きが多いなど未熟な所が見受けられました。今後の気温も高く経過する予報が出ているため、病害虫や生理障害対策が求められます。

午後は、播種機「ごんべえ」を使い、は種作業を行いました。これまでも行っていますが、班の中で一番苦手な受講生を指名してもらい行いました。何事も経験が大切です。土壌は乾燥気味ですので、適度の降雨が期待されます。

 次回実習は、パイプハウス内のホウレンソウとコマツナのは種予定です。

2024年08月04日 お知らせ, 農業サポーター事業

農業サポーター養成講座:令和6年度「せんだい農楽校」第8回講座開校しました

 8月2日(金)令和6年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第8回講座を開校しました。

午前中は、トウモロコシ収穫と出荷調製作業を行いました。トウモロコシ収穫では、有害鳥獣防止のための防鳥網の除去と支柱を抜き取り、一斉収穫しました。好天に恵まれ、大き目の果実を収穫することができましたが、一部にはアワノメイガの食害により、商品価値が著しく低くなったものもありました。徹底した防除を行ったつもりでも発生があり、あらためて栽培の難しさを実感しました。収穫物は、茎を切り、余分な葉を除き丁寧に調製しました。

午後からは、エダマメ「湯あがり娘」の収穫と出荷調製作業を行いました。香り漂う畑に入り、莢を汚さないよう注意しながら、力を込めて株を抜き取りました。エダマメの出荷規格は大変厳しく、収穫適期は3日間ともいわれます。未熟や過熟莢、病害虫被害莢、傷害莢などは規格外になってしまいます。また、食味には問題のない1粒莢も規格外になるため、良品の2粒~4粒莢を手作業でもぎ取り、さらに最終選果を行い、250gを計量して袋詰め作業を行いました。製品の出来具合は申し分ありませんでしたが、調製に時間がかかり過ぎスピードアップが望まれます。生産農家では、朝採り、当日出荷が主流となっており、時間の経過と共に食味が低下する野菜の代表格のエダマメは、鮮度が命ということを理解して作業にあたってほしいものです。

次回講座は、前回播種したハクサイ・キャベツの定植を予定しています。

2024年07月30日 お知らせ, 農業サポーター事業

農業サポーター養成講座:令和6年度「せんだい農楽校」第7回講座開校しました

 7月26日(金)令和6年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第7回講座を開校しました。

 午前は、本来なら次回8月2日に収穫予定でした、エダマメのサッポロミドリが、このところの気候で生育が進み収穫時期となりました。日射量が多く経過しましたので品質の良いエダマメに仕上がりました。収穫したエダマメを規格外である1粒莢や奇形莢を除きながら手作業でもぎ取りました。前回の視察研修でエダマメ調製機械の実演を見ていますので、機械の効率の良さを改めて感じていたようです。

午後は、セルトレイを利用したハクサイとキャベツの播種をしました。育苗することの利点や播種時の注意点・その後の管理方法について説明した後、ハクサイは72穴、キャベツは128穴のセルトレイに1穴あたり1粒播種しました。種は大変小さく扱いが大変でした。最後に覆土を行いますが、厚さにより発芽ムラが生じますので一人で行い、乾燥防止のための新聞紙で被覆して終了しました。これから約1か月間、厳しい猛暑が予想される中、大変な育苗が始まりました。野菜栽培では「苗づくり半作」と言われる大切な作業を理解してもらいたいです。

2024年06月14日 お知らせ, 農業サポーター事業

農業サポーター養成講座:令和6年度「せんだい農楽校」第4回講座開校しました

 6月7日(金)令和6年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第4回講座を開校しました。

 午前は、エダマメ・トウモロコシの追肥・中耕・土寄せ作業です。種まき後、気温が高く、降水量も多かったことから生育は順調でしたが、雑草の発生も多く、除草作業を行い追肥しました。エダマメには、根粒菌(細菌の一種)が根に付着して空気中の窒素を固定する作用がありますので、エダマメは少な目の1畝当たり製品で500g、トウモロコシは吸肥性が強いので1畝当たり製品で1㎏の追肥を行いました。肥焼けしないよう肥料は株元ではなく根の先端部分に、中耕・土寄せは鍬で根を傷めないよう株元へ倒伏防止を兼ねて行いました。

午後は、これから高温期に入り冷涼な気候を好むコマツナ・ホウレンソウンには過酷な生育環境となります。高温抑制のため遮光資材の被覆と前回種まきしたパイプハウス内のコマツナ・ホウレンソウの間引き作業を行いました。間引きは生育しやすい間隔と大きさを揃えることで一斉収穫することを目的に行います。初心者はどうしても「もったいない」という気持ちから株間が狭くなりがちです。何度も注意しながらコマツナは5cm間隔、ホウレンソウは7cm間隔になるよう行いました。、

 次回講座では、コマツナ・ホウレンソウの収穫と出荷調製です。種まきから、わずか一か月程度で収穫になります。農家からのサポート要請の中でも需要が高い作業になります。個人のセンスが問われる出荷調製作業(袋詰め)になりますので、全員に習得してもらうよう指導したいと思います。

2024年06月14日 お知らせ, 農業サポーター事業

農業サポーター養成講座:令和6年度「せんだい農楽校」第3回講座開校しました

5月31日(金)令和6年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第3回講座を開校しました。

 午前中は、5月11日に種まきしたエダマメの被覆資材を除去しました。土の保温と鳥の食害から種を守るために被覆していましたが、きれいに発芽が揃い、本葉が見え始めましたので適期の除去時期となりました。風にあおられないよう、風上から除去し次回も使いやすいように折りたたみました。次にエダマメ・トウモロコシの間引き・中耕作業です。初心者はどうしても大きいものを残す傾向がありますが、大切なのは生育を揃え、一斉に収穫できるようにすることです。残す株を考えながらトウモロコシは1本立て、エダマメは2本立てに仕上げました。次回は追肥、中耕、土寄せを同時に行う予定ですので、今回は軽く中耕と土寄せ作業を手で行いました。

 午後からは、パイプハウス内でのコマツナ・ホウレンソウの種まき作業です。鍬の使い方や種まき機(ごんべえ)の説明後、鍬で畝を作り平らにならし、ごんべえで4条のすじまきを行いました。蛇行して種まきすると後々の管理がしづらくなることから、慎重な作業が求められます。

受講生は戸惑いながらも真剣に取り組み、作業は無事終了しました。

鍬を使った実習は、慣れが必要ですが、ほとんどの受講生はまだまだ合格点に達していません。今後、実習回数が増えるごとに上達するよう期待しています。

2024年05月31日 お知らせ, 農業サポーター事業

農業サポーター養成講座:令和6年度「せんだい農楽校」第2回講座開校しました

5月15日(水)令和6年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第2回講座を開校しました。

 午前中は、最近サポーター需要が増えています、ネギの出荷調整に対応できるよう、野菜としての特性や栽培方法について受講しました。使われることが少なくなった鍬の使い方や実際の苗に触れることによって理解が深まりました。また、先日、種まきしたエダマメの発芽条件などについて、土を手で直接触れ、地温の確認や雨の影響など自然環境に大きく左右される露地栽培の難しさを学習しました。

 午後は、野菜栽培には欠かせない、水はけを良くする対策や農家で使われている種まき機の実演を行いました。最後に次回講座のコマツナ・ホウレンソウ栽培用パイプハウス内の除草を行い終了しました。

2024年05月31日 お知らせ, 農業サポーター事業

農業サポーター養成講座:令和6年度「せんだい農楽校」講座開校しました

5月11日(土)令和6年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第1回講座を開校しました。

応募者の中から書類選考で受講生となった16名が入校式に出席しました。式の後、講座カリキュラムや持ち物などについての説明確認し、初めての実習作業を行いました。

 午前中は、入校式・オリエンテーションを行い、班毎に集まり自己紹介を兼ねて連絡順番や班長を決めました。その後、実習ほ場に出て道具の確認等を行いました。

 午後からは、エダマメ・トウモロコシの種まきです。注意点等を説明し、その後整地した畑に印をつけ作業を行いました。種まき後は、鳥害防止のためエダマメを被覆材で覆いました。雨が少なく、土が乾燥しているので発芽が心配されます。農業は気象に左右される仕事だと肌で感じていました。

 今後は少しでも仙台市の農業者の手助けになれるよう、11月1日の修了式まで全17回の講座を開催します。

2024年04月13日 お知らせ, 募集, 農業サポーター事業

令和6年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」受講生募集終了について

 4月12日(金)で農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」受講生募集を終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。

2024年03月27日 お知らせ, 募集, 農業サポーター事業

農業サポーター養成講座「せんだい農(のう)楽校(がっこう)」受講生の募集について

 農業に関心を持ち、農業について知りたいという市民がいるなか、農業者の高齢化や規模拡大により担い手が不足しており、農作業の手助けをする人材が必要とされています。そのため、仙台市では、農家の繁忙期に農作業を手伝う「農業サポーター」の養成を目的とし、市民の方を対象に農業に関する作業や知識について実習を行う農業サポーター養成講座(愛称「せんだい農楽校」)を実施するとともに、下記のとおり受講生の募集をいたします。

概要

主催 仙台ターミナルビル株式会社、仙台市

日時 5月~11月(全17回)

場所 せんだい農業園芸センター、市内農業施設、他

対象 仙台市内にお住まいの4月1日現在70歳未満の方で、修了後に農家のお手伝いができ、自家用車で通える方(過去に受講した方を除く)

内容 農業の初歩的な作業や知識の習得

定員 16名程度(書類選考)

費用 3,300円程度

申込方法 申込み用紙に所定の事項と、「応募動機および農業について思っていること」を400字程度記入し、郵送、FAXまたはE-mail等でお申込みください。

申込期間 4月1日(月)~4月12日(金)*必着

受講生決定方法 申込用紙による書類選考を行います。

その他 日時や詳細の内容、募集要領等は「募集案内」からご確認ください。

 

申込み用紙は https://stbl-fruit-farm.jp/support/ からもダウンロードできます

     農業サポーター養成講座 受講生募集案内(pdf)

     受講申込み用紙(word)

 

問い合わせ・申込み

仙台ターミナルビル株式会社 荒井事業所
〒984-0032 仙台市若林区荒井字切新田13-1
TEL 022-762-9667 FAX 022-762-9668
E-mail:a.supporter@stbl.co.jp

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