活動レポート

2024年06月14日 お知らせ, 農業サポーター事業

農業サポーター養成講座:令和6年度「せんだい農楽校」第4回講座開校しました

 6月7日(金)令和6年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第4回講座を開校しました。

 午前は、エダマメ・トウモロコシの追肥・中耕・土寄せ作業です。種まき後、気温が高く、降水量も多かったことから生育は順調でしたが、雑草の発生も多く、除草作業を行い追肥しました。エダマメには、根粒菌(細菌の一種)が根に付着して空気中の窒素を固定する作用がありますので、エダマメは少な目の1畝当たり製品で500g、トウモロコシは吸肥性が強いので1畝当たり製品で1㎏の追肥を行いました。肥焼けしないよう肥料は株元ではなく根の先端部分に、中耕・土寄せは鍬で根を傷めないよう株元へ倒伏防止を兼ねて行いました。

午後は、これから高温期に入り冷涼な気候を好むコマツナ・ホウレンソウンには過酷な生育環境となります。高温抑制のため遮光資材の被覆と前回種まきしたパイプハウス内のコマツナ・ホウレンソウの間引き作業を行いました。間引きは生育しやすい間隔と大きさを揃えることで一斉収穫することを目的に行います。初心者はどうしても「もったいない」という気持ちから株間が狭くなりがちです。何度も注意しながらコマツナは5cm間隔、ホウレンソウは7cm間隔になるよう行いました。、

 次回講座では、コマツナ・ホウレンソウの収穫と出荷調製です。種まきから、わずか一か月程度で収穫になります。農家からのサポート要請の中でも需要が高い作業になります。個人のセンスが問われる出荷調製作業(袋詰め)になりますので、全員に習得してもらうよう指導したいと思います。

2024年06月14日 お知らせ, 農業サポーター事業

農業サポーター養成講座:令和6年度「せんだい農楽校」第3回講座開校しました

5月31日(金)令和6年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第3回講座を開校しました。

 午前中は、5月11日に種まきしたエダマメの被覆資材を除去しました。土の保温と鳥の食害から種を守るために被覆していましたが、きれいに発芽が揃い、本葉が見え始めましたので適期の除去時期となりました。風にあおられないよう、風上から除去し次回も使いやすいように折りたたみました。次にエダマメ・トウモロコシの間引き・中耕作業です。初心者はどうしても大きいものを残す傾向がありますが、大切なのは生育を揃え、一斉に収穫できるようにすることです。残す株を考えながらトウモロコシは1本立て、エダマメは2本立てに仕上げました。次回は追肥、中耕、土寄せを同時に行う予定ですので、今回は軽く中耕と土寄せ作業を手で行いました。

 午後からは、パイプハウス内でのコマツナ・ホウレンソウの種まき作業です。鍬の使い方や種まき機(ごんべえ)の説明後、鍬で畝を作り平らにならし、ごんべえで4条のすじまきを行いました。蛇行して種まきすると後々の管理がしづらくなることから、慎重な作業が求められます。

受講生は戸惑いながらも真剣に取り組み、作業は無事終了しました。

鍬を使った実習は、慣れが必要ですが、ほとんどの受講生はまだまだ合格点に達していません。今後、実習回数が増えるごとに上達するよう期待しています。

2024年05月31日 お知らせ, 農業サポーター事業

農業サポーター養成講座:令和6年度「せんだい農楽校」第2回講座開校しました

5月15日(水)令和6年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第2回講座を開校しました。

 午前中は、最近サポーター需要が増えています、ネギの出荷調整に対応できるよう、野菜としての特性や栽培方法について受講しました。使われることが少なくなった鍬の使い方や実際の苗に触れることによって理解が深まりました。また、先日、種まきしたエダマメの発芽条件などについて、土を手で直接触れ、地温の確認や雨の影響など自然環境に大きく左右される露地栽培の難しさを学習しました。

 午後は、野菜栽培には欠かせない、水はけを良くする対策や農家で使われている種まき機の実演を行いました。最後に次回講座のコマツナ・ホウレンソウ栽培用パイプハウス内の除草を行い終了しました。

2024年05月31日 お知らせ, 農業サポーター事業

農業サポーター養成講座:令和6年度「せんだい農楽校」講座開校しました

5月11日(土)令和6年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第1回講座を開校しました。

応募者の中から書類選考で受講生となった16名が入校式に出席しました。式の後、講座カリキュラムや持ち物などについての説明確認し、初めての実習作業を行いました。

 午前中は、入校式・オリエンテーションを行い、班毎に集まり自己紹介を兼ねて連絡順番や班長を決めました。その後、実習ほ場に出て道具の確認等を行いました。

 午後からは、エダマメ・トウモロコシの種まきです。注意点等を説明し、その後整地した畑に印をつけ作業を行いました。種まき後は、鳥害防止のためエダマメを被覆材で覆いました。雨が少なく、土が乾燥しているので発芽が心配されます。農業は気象に左右される仕事だと肌で感じていました。

 今後は少しでも仙台市の農業者の手助けになれるよう、11月1日の修了式まで全17回の講座を開催します。

2024年04月13日 お知らせ, 募集, 農業サポーター事業

令和6年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」受講生募集終了について

 4月12日(金)で農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」受講生募集を終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。

2024年03月27日 お知らせ, 募集, 農業サポーター事業

農業サポーター養成講座「せんだい農(のう)楽校(がっこう)」受講生の募集について

 農業に関心を持ち、農業について知りたいという市民がいるなか、農業者の高齢化や規模拡大により担い手が不足しており、農作業の手助けをする人材が必要とされています。そのため、仙台市では、農家の繁忙期に農作業を手伝う「農業サポーター」の養成を目的とし、市民の方を対象に農業に関する作業や知識について実習を行う農業サポーター養成講座(愛称「せんだい農楽校」)を実施するとともに、下記のとおり受講生の募集をいたします。

概要

主催 仙台ターミナルビル株式会社、仙台市

日時 5月~11月(全17回)

場所 せんだい農業園芸センター、市内農業施設、他

対象 仙台市内にお住まいの4月1日現在70歳未満の方で、修了後に農家のお手伝いができ、自家用車で通える方(過去に受講した方を除く)

内容 農業の初歩的な作業や知識の習得

定員 16名程度(書類選考)

費用 3,300円程度

申込方法 申込み用紙に所定の事項と、「応募動機および農業について思っていること」を400字程度記入し、郵送、FAXまたはE-mail等でお申込みください。

申込期間 4月1日(月)~4月12日(金)*必着

受講生決定方法 申込用紙による書類選考を行います。

その他 日時や詳細の内容、募集要領等は「募集案内」からご確認ください。

 

申込み用紙は https://stbl-fruit-farm.jp/support/ からもダウンロードできます

     農業サポーター養成講座 受講生募集案内(pdf)

     受講申込み用紙(word)

 

問い合わせ・申込み

仙台ターミナルビル株式会社 荒井事業所
〒984-0032 仙台市若林区荒井字切新田13-1
TEL 022-762-9667 FAX 022-762-9668
E-mail:a.supporter@stbl.co.jp

2023年11月14日 お知らせ, 農業サポーター事業

農業サポーター養成講座:令和5年度「せんだい農楽校」第17回講座開校・修了しました

11月2日(木)令和5年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第17回講座を開校しました。

 本日は最終講座となり、受講生16名全員が修了式を迎えることとなりました。午前は、農業サポーター修了者の会「みのりの会」より、「農業サポートの現場」「みのりの会の活動」について、3名の先輩サポーターから実際活動して感じたことや心構えの講話をいただきました。「農家のお手伝いをすることが目的であると自覚して、健康に留意して頑張ってほしい」「手が足りない農家の期待に応えるためベストを尽くしてほしい、その姿を農業者は見ている」など励ましの言葉や準備する道具類について具体的なアドバイスがありました。

 午後からは修了式が行われ、仙台市農林部長より修了証書を授与されました。

 これからは農業サポーターとして、仙台市内の農業者への支援活動に末永く活躍することを期待いたします。

 

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2023年10月27日 お知らせ, 農業サポーター事業

農業サポーター養成講座:令和5年度「せんだい農楽校」第16回講座開校しました

10月25日(水)令和5年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第16回講座を開校しました。

 今回はキャベツの収穫と出荷調製作業です。今季の夏の高温や強風の影響により、生育が抑制され収穫時期が遅れました。結球はしましたが、重量が少ないSサイズ規格の800g程度でした。収穫は硬い根を切るのが大変で怪我のないよう注意しながら行いました。出荷調製は不要な外葉2枚を除去して根部の切り戻しを行いました。“切り口が命”と指導しましたが、包丁の切れが良くなかったためか、見栄え良くできる受講生は少なかったようでした。

 以前、強風で葉に大きなダメージを受けた露地のカブがすっかり回復して、植物の生命力には驚かされました。肌荒れは残り出荷規格外となりましたが試食用として持ち帰りました。

 今回が最終講座となりましたので、ほ場の片付けを行い受講生16名全員が11月2日修了式を迎える予定となりました。

2023年10月27日 お知らせ, 農業サポーター事業

農業サポーター養成講座:令和5年度「せんだい農楽校」第15回講座開校しました

 10月18日(水)令和5年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第15回講座を開校しました。

 今回はハクサイの収穫と出荷調製作業です。10月6日の強風により株が傾き、根の一部が切れてしまいました。そのため球が変形したり、傷口から細菌が侵入して軟腐病が多発したりしました。品質のよさそうな株の頭部を軽く押さえ、結球具合を確認して収穫しました。

 調製作業は葉に青味が残る程度に外葉を残し、他は除去しました。多く除去し過ぎて真っ白になったり、根の切り口を切り戻しますが、外葉の尻部に張りがあるため、誤って外葉ごと切ってしまったり、商品価値を下げてしまうことになり難しさを実感していました。同じ農産物でも調製の仕方で商品価値が大きく変わってしまうことを理解する良い機会となりました。

2023年10月27日 お知らせ, 農業サポーター事業

農業サポーター養成講座:令和5年度「せんだい農楽校」第14回講座開校しました

10月11日(水)令和5年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第14回講座を開校しました。

 

 今回はパイプハウス栽培のホウレンソウと露地野菜カブの収穫・出荷調製作業です。

 ホウレンソウの収穫は、前回コマツナで体験していますので手際よく作業することが出来ました。出荷調製作業は、夏の栽培なので葉が薄く、重量が少ない株に育っています、形を整え、見栄え良く一袋220g詰める作業に手間取っている受講生もいました。こちらからは「皆さんが消費者の立場で購入したい商品に包装をすること」と指導しましたので、かなりハードルは上がったようでした。終了後、班の代表者ごとに調製した袋を持ち寄り、出来具合の総評を行いました。実際、見比べることで参考になったようでした。

 かぶの収穫は、揃いが重要になりますので5~7センチ位のものを収穫するように努めました。葉や茎を折らないよう慎重に行い、水洗いを行いました。茎の基に土などの汚れが溜まるので一株ずつ丁寧に行いましたが、強風の影響で傷んだ葉が多く難しい作業になりました。出荷調製作業は、大きさの揃った5株を選び結束機を使用して行いました。遊びがないようテープを張る加減が難しく、張りすぎて茎を傷めてしまう受講生もいました。経験を積むことで上達が望めますので、今後の頑張りに期待します。

 

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