活動レポート

2017年11月29日 地産地消推進サポーター事業

仙台市地産地消講演会を開催しました

11月11日(土)、地産地消サポーター32名と市民45名が参加してせんだい農業園芸センターで開催しました。明治30年創業の果物専門店として120周年をむかえた、㈱いたがき社長の板垣金太郎氏を講師に「美味しい果物とは 地域の現状とこれからの取り組みについて」と題して行いました。果物の生産量は昭和54年をピークに減少しており、近年は半分以下になっている。消費者が求める果物も変化しており、皮の剥き易いもの、手をかけずに皮ごと食べられるもの、値段が高くとも美味しいものを求める傾向が強くなっている。市場流通がほとんどなかったデコポンを最初に評価して全国通信販売した。地元宮城でも震災後、イチゴの水耕栽培やブドウのシャインマスカット栽培への新たな取り組みなど興味ある話を聞くことができました。

参加者からは講演会終了後、講演の内容にもあった、名人が栽培したラフランスを利用したタルトを試食しながら、「おいしい果物作りを追及している生産者に感激した」「おいしいタルトを食べられて良かった」など地産地消の取り組みについて理解を深めていました。

2017年11月15日 農業サポーター事業

平成29年度「せんだい農楽校」第15回講座開校しました

11月8日(水)平成29年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第15回講座を開校しました。

 

  午前中、農業サポーター修了者の会「みのりの会」より、「農業サポートの現場」と「みのりの会の活動」について、会長含め会員6名より講話をいただきました。「農業サポートの現場」の話では、サポートに行く農家や現場には時間厳守で20分位前につくような気持ちを持つこと、地域により同じ苗字の家が多いので依頼された農家の確認や挨拶をしておくといい、農家の畝間は実習ほ場より狭いので注意が必要、上手い下手に関係なく一生懸命な姿を見せてほしい、農家の指示がわからない時や聞き取れない場合は聞き直すこと、作業途中でも自信がない場合は農家に見てもらい指示や指導をうけること、トイレや昼食をとる場所などがない場合もあるのでトイレを借りられるコンビニなどの場所も確認した方が良い、ゴム手袋を直接使うのではなく布製の薄い手袋をしてからゴム手袋をした方が汗を吸収してくれるし汚れない、水を通さないゴム手袋を準備、夏場は暑いので速乾性のある素材の服装で対応している、冬場は厚着するより風を通さない素材の上着を着用することをお勧めする、草刈鎌などは農家で貸してくれることがあるが自分で用途に合わせ数種類準備しておくと便利、長靴はあまり頑丈だとしゃがむ作業が多いので足首がつらくなる、丈の長いものや短いもので作業状況により変えて履く、農家や他のサポーターとコミュニケーションを取ること、農家からのお礼の言葉が活力なる、サポート活動は趣味と実益そして家庭円満につながるなど、現場で感じたことや必要な気構えを話してもらいました。「みのりの会の活動」については、会則資料や定例会、勉強会の実施、サポートの手配などについて資料を使い説明をいただきました。受講生は、説明されたことについて質問や確認、実際に使っている長くつや手袋などを見せてもらいました。

午後からは、「サポーター事業・登録」及び、登録から農業者へのサポートの流れ等について説明し、受講生14名全員にサポーター登録をしていただきました。その後「修了式」は、仙台市経済局農林部参事より修了証書授与、仙台農業協同組合営農経済担当常務理事より御祝辞を賜りました。

  今年度養成講座修了生14名に、これから農業サポーターとして活躍することを期待いたします。

2017年11月15日 地産地消推進サポーター事業

第2回消費者サポーター栽培体験講座を行いました

11月4日(土)、秋晴れのなか宮城野区岡田地区で消費者サポーター16名が参加して野菜の収穫、タマネギの定植などの栽培体験講座を実施しました。9月9日(土)にミニはくさい、きゃべつの定植、だいこんの種まきしたものを収穫しました。今年は天候不順から生育が停滞した時期もありましたが、指導農家の管理が良く、食べごろのサイズに生育しました。野菜を収穫するのは初めての参加者が多く、収穫方法を聞きながら慎重に行っていました。また、来年6月収穫予定のたまねぎの定植を屈みながら行い、腰の痛みを我慢しながら2,000本の苗を植え付けました。終了後、手に持ちきれない程、新鮮な野菜のお土産にいただき、夕飯のメニューを考えながら帰宅しました。

2017年11月15日 地産地消推進サポーター事業

第2回消費者サポーター生産現場等見学会を実施しました

10月27日(金)、消費者サポーター15名が参加して花苗農家と施設野菜農家で生産現場見学会を実施しました。家族労働だけで花苗、花木類、切り花、野菜など多品目を栽培している農業者(宮城野区鶴ヶ谷東)と東日本大震災から復興し、こだわりの野菜栽培を実践している農業者(若林区今泉)の2軒の畑を見学しました。

1軒目の鶴ヶ谷東の農業者は、宅地化が進む地域で畑を借り規模拡大しています。栽培者が少ない花木類や販売先を自ら開拓して有利な販売を行っている農業者で、栽培のモットーは「お客さんのニーズに答え、付加価値の付いたものを栽培して、喜んでもらえるものを栽培する」オリジナルの培養土を使用して、これからもお客さんと家族を大切に頑張っていきたいとの力強いことばが聞かれました。

2軒目は東日本大震災の津波により、大きな被害を受けた今泉地域です。復興支援金を活用してビニールハウスを建て各種野菜を栽培しています。直売所やスーパー出荷が多いので「顔の見える野菜販売に努めており、枝豆やトウモロコシの味には絶対の自信がある。一度食べたお客さんはリピーターになる」と明るく、自信に満ちた話が聞けました。

参加者からは、日ごろ見ることのできない生産現場を見ることができ、仙台産農産物の安全性と多様性を確認できたなど多く意見が寄せられました。

2017年11月07日 農業サポーター事業

農業サポーター養成講座:平成29年度「せんだい農楽校」第14回講座開校しました

11月2日(木)平成29年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第14回講座を開校しました。

 

午前中は「キャベツ」の収穫作業です。受講生は前回講座で作業をしているので手際よく収穫ができていたようでしたが、まだ外葉を残すため、どこに包丁を入れて切り取るか迷う、外葉を多く付けすぎて収穫している受講生も見られました。収穫後は出荷調製作業で、収穫したキャベツを5㎏の秤にかけ重量を図るところまでの作業をしました。外葉を多く付すぎて秤に乗せる受講生も見られました。その後、キャベツ収穫後圃場の片付け、前回講座で収穫した露地・ハウスホウレンソウ圃場の除草を実施しました。

午後からは、午前中に取り残した圃場の除草作業を行い、作業終了後実習作業で使用した道具類を洗い、道具類の数の確認と整頓をしました。その後、「サポーター作業内容」について説明です。初めに農業サポーター事業、農業者の登録・作業依頼、サポーターの登録・台帳閲覧、サポーター人員調整・みのりの会について概要を説明し、平成28年度月別実績に基づき資料を使い、年間の月別作業依頼数や依頼農家数、サポート人数や日数、サポート作業内容について説明し、受講生は真剣に説明を受けていました。講座終了後、収穫出荷調製したキャベツの一部を各班で分配し持ち帰りました。次回第15回講座が最終講座となり、受講生全員揃っての修了式となります。

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