活動レポート

2024年08月04日 お知らせ, 農業サポーター事業

農業サポーター養成講座:令和6年度「せんだい農楽校」第8回講座開校しました

 8月2日(金)令和6年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第8回講座を開校しました。

午前中は、トウモロコシ収穫と出荷調製作業を行いました。トウモロコシ収穫では、有害鳥獣防止のための防鳥網の除去と支柱を抜き取り、一斉収穫しました。好天に恵まれ、大き目の果実を収穫することができましたが、一部にはアワノメイガの食害により、商品価値が著しく低くなったものもありました。徹底した防除を行ったつもりでも発生があり、あらためて栽培の難しさを実感しました。収穫物は、茎を切り、余分な葉を除き丁寧に調製しました。

午後からは、エダマメ「湯あがり娘」の収穫と出荷調製作業を行いました。香り漂う畑に入り、莢を汚さないよう注意しながら、力を込めて株を抜き取りました。エダマメの出荷規格は大変厳しく、収穫適期は3日間ともいわれます。未熟や過熟莢、病害虫被害莢、傷害莢などは規格外になってしまいます。また、食味には問題のない1粒莢も規格外になるため、良品の2粒~4粒莢を手作業でもぎ取り、さらに最終選果を行い、250gを計量して袋詰め作業を行いました。製品の出来具合は申し分ありませんでしたが、調製に時間がかかり過ぎスピードアップが望まれます。生産農家では、朝採り、当日出荷が主流となっており、時間の経過と共に食味が低下する野菜の代表格のエダマメは、鮮度が命ということを理解して作業にあたってほしいものです。

次回講座は、前回播種したハクサイ・キャベツの定植を予定しています。

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