活動レポート

2024年08月29日 お知らせ, 地産地消イベント

地産地消イベント:令和6年度 親子栽培体験講座を開催しました

 8月25日(日)、仙台市内にお住いの小学生とその保護者6組10名を対象に、秋野菜の栽培体験講座をせんだい農業センターで開催しました。

栽培する野菜は、ダイコン、ハクサイ、キャベツ、ブロッコリーの4品目です。ハクサイなどは、約1か月前にプラグトレイに種まきしたものを準備していましたが、ダイコンは根の部分がダイコンになるため、トレイには播けないなど説明をしながら行いました。播く場所に目印の穴を開け、一か所に3粒ずつ播きました。乾燥防止のため土をかけ、上から手のひらを使い鎮圧を行いましたが、強弱の違いにより発芽の早晩が出るので発芽するまでは心配です。種を初めて見る子供たちが多く、あまりの小ささに驚いていました。

ハクサイなどは、すでに4~6枚の葉っぱが展開していますので、人間に例えれば赤ちゃんの状態です。根の鉢を崩さないよう1株ずつ丁寧に行いました。手が汚れるのを気にする子供たちもいましたが、慣れるにしたがい、喜びながら植付けを行いました。

今回栽培する野菜は、生育の適温が15~20℃といわれています。今年の気温は、高温で推移する予報が出ていますので、厳しい残暑下でのストレスや、台風などの災害を乗り越えて生育しなければなりません。無事に生育して、収穫予定日の10月20日に再会することを楽しみに閉会しました。

2024年08月29日 お知らせ, 地産地消イベント

地産地消イベント:令和6年度 親子料理教室 ~エダマメをおいしく食べよう~を開催しました

 8月24日(土)、仙台市内にお住いの小学生とその保護者4組10名を対象に、代表的な夏野菜「エダマメ」を使った料理づくり・女性農業者との交流会をせんだい農業センターで開催しました。

最近は、エダマメの果実が枝にどの様に付いているか知らない子供が多いと思われることから、もぎ取り体験も行いました。実際に枝や葉に触れ、「チクチクする」「虫喰いがある」「虫がいる」などスーパー等で販売されているものとの違いや、一粒莢は規格外になり廃棄されると知ると驚いていました。

次に女性農業者を講師に夏野菜のおにぎり・ずんだシェイクを親子協力しながら調理しました。おにぎりは、エダマメ・ミニトマト・とうもろこし・大葉を材料に3種類、ずんだシェイクは、エダマメ、バニラアイス、牛乳を混ぜ合わせ冷凍庫に入れ冷やし固めました。下ごしらえは済んでいたものの、手際良く行ったため、シェイクが固まる前に完成しました。

出来上がった料理をテーブルに移し、食事しながら講師の女性農業者と懇談しました。地域のお盆の飾りつけや初めて聞く伝統行事などに耳を傾けていました。また、ずんだの作り方やとうもろこしの保存方法、祖母から習った浅漬けの方法など古くて新しい情報に感心していました。講師から提供されたナス漬けを全部たいらげ、最後に、やっと固まったずんだシェイクを食べ満足して終了しました。

料理教室は、11月に2回目を開催する予定です。

2024年08月29日 お知らせ, 農業サポーター事業

農業サポーター養成講座:令和6年度「せんだい農楽校」第9回講座開校しました

 8月23日(金)農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第9回講座を開校しました。

午前は、7月26日にプラグトレイに種まきした、ハクサイとキャベツの定植作業を行いました。今季の気候は、高温の日が多く、育苗には気を使いましたが、何とか良い苗を育成することができました。苗は適度に根が回っているため、抜き取り作業は容易にできました。均一に畝を立て、紐を使い植穴の目印を付けた所に根鉢を崩さないよう、丁寧に行いました。リズミカルに行うよう指導しましたが、不慣れなためか植える深さが均一でない、無駄な動きが多いなど未熟な所が見受けられました。今後の気温も高く経過する予報が出ているため、病害虫や生理障害対策が求められます。

午後は、播種機「ごんべえ」を使い、は種作業を行いました。これまでも行っていますが、班の中で一番苦手な受講生を指名してもらい行いました。何事も経験が大切です。土壌は乾燥気味ですので、適度の降雨が期待されます。

 次回実習は、パイプハウス内のホウレンソウとコマツナのは種予定です。

2024年08月29日 お知らせ, 地産地消イベント

地産地消イベント:令和6年度 親子で仙台の農業を知るツアー(夏野菜)


8月17日(土)、仙台市内にお住いの小学生とその保護者を対象に、夏野菜の生産現場や実際に栽培を行っている生産農家を訪ねるツアーを開催しました。

当日は、台風の接近から開催が危ぶまれましたが、5組11人の参加がありました。今回は今が旬の代表的な夏野菜、つるむらさきとえだまめを栽培している2軒の生産者を見学しました。
1軒目は、青葉区上愛子で少量多品種の野菜と花を栽培している女性農業者です。つるむらさきは独特の香りがあり、好き嫌いが分かれますので、匂いが気にならないレシピを付け直売所に出荷しています。体に良い成分を多く含んでいるので、皆さんに是非食べてもらいたいとPRしていました。参加者からは、「毎日、外で働いているのに肌がきれいな秘訣は何ですか」と質問が寄せられ、自家野菜をたくさん食べているからかしらと照れながら答えていました。

2軒目は、若林区で法人化の夢をかなえ、大規模経営を行っている農業者です。大型機械を操り、今朝採りのえだまめを栽培しています。朝の4時には畑に出て、収穫したものを作業場に運び、選果、洗浄、袋詰めを行い、当日にスーパーや直売所に出荷しています。鮮度が命といわれるように時間との勝負で毎日忙しく働いています。畑の栽培規模では市内有数ですが、さらに規模拡大して仙台野菜をブランド化したいと将来の夢を話していただきました。

 このツアーは秋野菜をテーマに11月にも開催する予定です。

2024年08月13日 お知らせ, 募集, 地産地消イベント

地産地消イベント事業 「仙台の農業を知るツアー(夏野菜)」「農と触れ合う親子イベント ~エダマメをおいしく食べよう~」「親子栽培体験講座」の 参加者募集終了について

8月12日(月)で

「仙台の農業を知るツアー(夏野菜)」

「農と触れ合う親子イベント ~エダマメをおいしく食べよう~」

「親子栽培体験講座」の参加者募集を終了しました。

たくさんのご応募ありがとうございました。

2024年08月04日 お知らせ, 農業サポーター事業

農業サポーター養成講座:令和6年度「せんだい農楽校」第8回講座開校しました

 8月2日(金)令和6年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第8回講座を開校しました。

午前中は、トウモロコシ収穫と出荷調製作業を行いました。トウモロコシ収穫では、有害鳥獣防止のための防鳥網の除去と支柱を抜き取り、一斉収穫しました。好天に恵まれ、大き目の果実を収穫することができましたが、一部にはアワノメイガの食害により、商品価値が著しく低くなったものもありました。徹底した防除を行ったつもりでも発生があり、あらためて栽培の難しさを実感しました。収穫物は、茎を切り、余分な葉を除き丁寧に調製しました。

午後からは、エダマメ「湯あがり娘」の収穫と出荷調製作業を行いました。香り漂う畑に入り、莢を汚さないよう注意しながら、力を込めて株を抜き取りました。エダマメの出荷規格は大変厳しく、収穫適期は3日間ともいわれます。未熟や過熟莢、病害虫被害莢、傷害莢などは規格外になってしまいます。また、食味には問題のない1粒莢も規格外になるため、良品の2粒~4粒莢を手作業でもぎ取り、さらに最終選果を行い、250gを計量して袋詰め作業を行いました。製品の出来具合は申し分ありませんでしたが、調製に時間がかかり過ぎスピードアップが望まれます。生産農家では、朝採り、当日出荷が主流となっており、時間の経過と共に食味が低下する野菜の代表格のエダマメは、鮮度が命ということを理解して作業にあたってほしいものです。

次回講座は、前回播種したハクサイ・キャベツの定植を予定しています。

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