活動レポート

2018年08月23日 地産地消推進サポーター事業

第1回地産地消推進サポーター生産現場等見学会

8月10日(金)、サポーター21名が参加して、お盆出荷用の切り花とこだわり野菜を栽培している、2軒の生産農家で現場見学会を実施しました。

1軒目は青葉区上愛子地区の農家です。この地区は、鳥獣害の被害が多く、特にイノシシ被害が近年多くなっています。野生動物と共存しながら、トルコギキョウやコギクの栽培を行っています。お盆の出荷時期がずれてしまうと同じ労力と経費を掛けても価格が5分の1以下になるなど苦労も多い反面、自分で計画を立て、自由に栽培できるので、やりがいも大きいと明るい表情で頑張っている農業者の話を聞くことができました。

2軒目は、若林区日辺地区の農家です。ここは16代続く農家で、特殊な肥料を使用することや野菜苗を接ぎ木栽培することで、農薬をあまり使わず、食味に重点を置いた栽培を行っています。レストランなどに直接出荷していることから、めずらしい品種の栽培などにも積極的に取り組み、付加価値を高めた野菜を作っています。加工場ではナス漬けなども作り6次産業にも挑戦している前向きな農業者のお宅を見学することができました。

参加者からは、2人の素晴らしい人柄と珍しい農産物の生産のようすを見ることができ、試食で味を確認しながら仙台産農産物の多様性を確認できたなど多く意見が寄せられました。

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