イベントのご案内・活動報告

2024年11月14日 お知らせ, 地産地消イベント

地産地消イベント:令和6年度 親子で仙台の農業を知るツアー(秋野菜)

11月2日(土)、仙台市内にお住いの小学生とその保護者を対象に、秋野菜の生産現場や実際に栽培を行っている生産農家を訪ねるツアーを開催しました。
当日は、あいにくの雨模様で畑の状態が悪いことから、一部内容を変更して実施しました。抽選の結果、8組18人の参加者が、今が旬の原木シイタケ栽培(泉区)と仙台市内有数の野菜生産地(若林区)の2軒の生産場所を見学しました。

1軒目は、泉区朴沢地区で原木シイタケ栽培を2代にわたり行っている農業者です。一般にシイタケは菌床栽培のものが多く、市場に流通していますが、原木に種菌を植え付け、何度も重いほだ木を移動するなど、大変な時間と労力を必要とする栽培です。価格も両者違いがないことから、出荷数は減少しています。しかし、風味と栄養価は、原木シイタケが大きく優れていることを評価してくれるホテルやレストランなどからの引き合いが多いそうです。参加者は熱心に聞き入り、実際に収穫体験をさせてもらい、満足気でした。

2軒目は、若林区の名取川と広瀬川の合流地点にある日辺地区です。古くは伊達家にその年の最初に採れた作物を収める役を担っていた地区で、仙台藩が誕生する前から続くという農家の16代目の生産者です。こだわりの栽培は、市場にあまり出回らない希少品種を自らの足で探し求め、栽培しています。また、肥料は、米ぬかを発酵・分解したぼかし肥料、堆肥は動物の糞尿の入らないマシュルーム堆肥を使用するなど工夫を凝らし、寒締めホウレンソウなどは通常糖度8程度のものが16度にもなり、評価を得てレストランなどからの引き合いも強いとのことです。

参加者は農家の歴史、伝統と共に栽培の難しさ、同じ野菜でも品質に大きな差がある事に感心していました。

2024年11月12日 お知らせ, 農業サポーター事業

11月1日(金)令和6年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第17回講座を開校しました

11月1日(金)令和6年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第17回講座を開校しました。

 本日は最終講座となり、受講生16名全員が修了式を迎えることとなりました。午前は、農業サポーター修了者の会「みのりの会」より、「農業サポートの現場」「みのりの会の活動」について、3名の女性先輩サポーターから実際活動して感じたことや心構えの講話をいただきました。「体調管理に努め、農家の手伝いをするという趣旨を思い出しながら活動してほしい」「あまり心配せず、まずは農家にサポ―トに行き、農家さんの指示に従って頑張ってほしい」など励ましの言葉や準備する道具類について現物を示しながら具体的なアドバイスがありました。

午後からは修了式が行われ、仙台市農林部長より修了証書が授与されました。

これからは農業サポーターとして、仙台市内の農業者への支援活動末永く活躍することを期待いたします。

2024年11月12日 お知らせ, 募集, 地産地消イベント

地産地消イベント事業「仙台白菜」の簡単アレンジレシピ 料理教室参加者募集終了のお知らせ

地産地消イベント事業「仙台白菜」の簡単アレンジレシピ料理教室の参加者募集は11月11日で終了しました。

たくさんのご応募ありがとうございました。

なお、参加いただきます皆様には、後日郵送でお知らせいたします。

2024年10月29日 お知らせ, 募集, 地産地消イベント

地産地消イベント事業「仙台白菜」の簡単アレンジレシピ 料理教室参加者募集

農業への関心を高め、仙台産農産物の消費拡大を図る「地産地消」の運動を仙台市内全域に広げていくために、市民を対象としたイベントを開催します。
フードコーディネーターを講師に伝統野菜の「仙台白菜」を使った調理と試食を行います。

 

 

1.開催日時  令和6年11月20日(水)午前10時20から午後12時20分頃

2.集合場所  せんだい農業園芸センター 加工棟

3.内  容  伝統野菜の仙台白菜などの食材を使い、新たな調理と試食を行います

4.講  師  フードコーディネーター  高橋 真希氏

5. 募集定員  仙台市内にお住いの方 12人程度(応募多数の場合は抽選)

6.材 料 費  1,200円(税込)

7.参加申し込み方法  11月11日(月)必着
① イベント名、② 郵便番号・住所、③ 氏名(フリガナ)・年齢、④ 連絡先(電話・FAX・緊急連絡先)を記入の上、FAXかはがき、またはホームページ問合せ(内容入力欄に①~④を記入)で申し込むこと

8.申し込み・問い合わせ先  仙台ターミナルビル(株)荒井事業所  
住 所:〒984-0032 仙台市若林区荒井字切新田13-1(農業園芸センター内)
TEL:022-762-9667 FAX:022-762-9668
https://stbl-fruit-farm.jp/support/contact/

9.その他
・自家用車でお越しの方は、せんだい農業園芸センター駐車場をご利用ください。
・公共交通機関のご利用の方は、地下鉄・市営バスの時刻表をお確かめください。
・FAXでの申し込みは裏面用紙を利用ください。
・参加者は見学会参加中の万一の事故に備え旅行傷害保険に加入します。
(参加者の手続き・費用負担はありません)
・お預かりした個人情報は、当地産地消イベント事業にのみ利用させていた
 だきます。

 募集案内(PDF)
 申込書
(WORD)

 

2024年10月29日 お知らせ, 農業サポーター事業

農業サポーター養成講座:令和6年度「せんだい農楽校」第16回講座開校しました

10月25日(金)令和6年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第16回講座を開校しました。

 今回はキャベツと曲がりネギの収穫・出荷調製作業です。キャベツは、今季の夏の高温や強風の影響により、生育が抑制され収穫時期が若干遅れました。結球はしましたが小玉傾向になり、重量はMサイズ規格の1㎏程度でした。収穫は硬い根を切るのが大変で怪我のないよう注意しながら行いました。出荷調製は不要な外葉2枚を除去して根部の切り戻しを行います。包丁の使い方が不慣れな受講生が多く、苦戦する姿が見受けられました。

 午後は、仙台伝統野菜の曲がりネギの収穫と出荷調製です。栽培方法は、8月中旬の暑い時期に一度抜き取り、斜めに植え付けて軟白します。一般の長ネギに比べ、収穫は力を必要とせず簡単に収穫できますが、柔らかさが特徴で葉も薄く長いため、取り扱いには注意を要します。前回、長ネギ調製の実習を行っていますので上達しているようでした。

 今回が実習の最終講座となりましたので、ほ場の片付けを行い受講生16名全員が11月1日、修了式を迎える予定です。

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