活動レポート

2019年10月23日 農業サポーター事業

農業サポーター養成講座:平成31年度「せんだい農楽校」第14回講座開校しました

10月17日(木)平成31年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第14回講座を開校しました。 午前中は、「果樹リンゴ摘葉作業」です。摘葉の目的は、果実周辺の葉を摘み取り、果実の着色を図る。摘葉は赤く着色する品種に行うが、黄色に着色する品種では行わない。宮城県の標準的摘葉期は、10月上中旬に果実に直接触れている葉を摘み取る。10月下旬以降は果台枝の基部の方も摘み取る。10月半ばまでに、樹の半分程度まで葉を摘んでしまうと、翌年の花芽の充実度が極端に低下するので注意すること等の説明。その後果樹圃場で、宮美(ふじ)・パインアップル(ふじ)を班毎に分かれ、各自摘葉作業を実施する。受講生は新芽や枝、果実を傷つけないよう慎重に摘葉していました。 午後からは、「ハクサイ・キャベツ」の収穫調製作業です。ハクサイは台風の影響で腐敗球が見られるので一斉収穫、キャベツは生育進んだものを収穫です。収穫の仕方は現場で実演、外葉をとりすぎないこと、外葉を付けすぎないこと、収穫時に切り口を見て腐敗や芯ぐされ、病害虫や傷害を見極め出荷可能か判断すること、切り口を乾かすこと等を説明。その後実習圃場で、始めに収穫の仕方の実演を見てから各班収穫作業です。収穫作業は外葉を残すため、どこに包丁を入れて切り取るか迷いながらの作業で、外葉を多く付けすぎて収穫している受講生も見られた。収穫後は出荷調製作業で、外葉を除去し切り口を仕上げ選別・調製。切り口をきれいに仕上げるのに苦労していた受講生が見られました。その後露地ホウレンソウ収穫を受講生全員で実施し、女性受講生はホウレンソウ調製、男性受講生はホウレンソウ・ハクサイ収穫後の圃場片付け除草を実施し道具類を片付けし終了。収穫出荷調製したハクサイ・キャベツ・ホウレンソウの一部を各班で分配し持ち帰りました。

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