活動レポート

2017年10月04日 農業サポーター事業

農業サポーター養成講座:平成29年度「せんだい農楽校」第11回講座開校しました

  9月28日(木)平成29年度農業サポーター養成講座「せんだい農楽校」第11回講座を開校しました。

 

午前中は「ICTを活用した施設園芸の視察研修」と「トマト管理」です。

「ICTを活用した施設園芸の視察研修」について、当社トマトハウスICT(情報通信技術)の基本構成、インターネットで常にハウス内の環境が確認でき、携帯や事務所内のパソコンで設定を変更し環境を制御できるようになっていること、トマトの生育に適した環境を整えるため温度、湿度、CO₂、光、風を具体的な数値設定をして効果的に制御管理しているが、まだ2年目で昨年と天気や気温が違うのでその都度設定数値を変更しながら生育に適した環境を目指していること等を説明、その後場所を移動し、トマトハウス内で環境制御盤、肥料タンク、施設内の機器の説明をし、その場で携帯電話を使い遮光カーテンの設定を変更し作動しているところを視察。

「トマト管理」は、わき芽掻きです。わき芽掻きは主茎と葉の付け根から出るので全て取り除く、主茎の生長点付近は柔らかく注意が必要、大きくなったわき芽は手で除去できないので手でできるものを除去する、作業は主茎を折らないよう注意等を説明し、作業を実施しました。受講生は、わき芽がどこにあるのか、葉が重なって陰になっているところなどわき芽を確認しながらの作業です。

 午後からは、実習圃場のカブやホウレンソウの除草作業を予定していましたが、雨天のため午前中「トマト管理」のわき芽掻き作業を継続です。受講生は徐々に目が慣れたのか作業が速くなったように見えましたが、慣れてきたときに主茎を折ったりするので注意しながら作業を実施した。

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