「JRフルーツパーク仙台あらはま」の周辺で頑張っている方をご紹介していきます。

まず、トップバッターは株式会社深沼アグリサービスをご紹介したいと思います。

創業者の渡辺學取締役営業部長は、この荒浜出身で横穴のボーリング会社を4代目として経営しておりました。しかし、2011年の東日本大震災でボーリング機械と住居を全て無くして沖野のアパートに移住しました。

その後、友人から烏骨鶏(ウコッケイ)を数羽、友人から譲り受け、数を増やして生計を立てようとしていた矢先、烏骨鶏を全て盗難にあってしまいました。その後、心労がたたり3度の心筋梗塞と1度の脳梗塞を発病しながらも回復し震災4年後、再度友人から14羽の烏骨鶏を譲り受けて30羽まで増やしました。

そのころ、現社長の小笠原様と愛子で烏骨鶏50羽を育てていることで絆が出来、手元の30羽と50羽の烏骨鶏を手に、地元(荒浜)にもどり4年前に現在の会社を設立し、烏骨鶏も150羽まで増えました。

普通の鶏は1日1個卵を産みますが、烏骨鶏は栄養価の高い、貴重な卵を1羽から年約30個しか産みません。そんな深沼アグリサービスを応援するため、JRフルーツパーク仙台あらはまでは、朝取れた新鮮な卵を開店ぎりぎりに店頭に並べて販売中です。

さらに今年は、野菜を手掛け、「土うど」、とてもあっさりした「菊いも」を育て販売を予定しております。

是非、みなさんもJRフルーツパーク仙台あらはまに来園された際、この卵を味わってください。